正月は実家にも帰らず仕事かと思いきや、結局自宅で過ごす時間が多かった。かといって何をしていたわけでもないのだが、元旦は思いもかけず有意義な一日となった。
なんと我が家でCDが聴けるようになったのだ!
今まで、我が家で音楽といえば、明るいナショナル製の短波ラジオで聴くαステーションと、どうしても聴きたいCDあらば、SparcStationについてる外付CDとヘッドフォンの組み合わせだった。あと壊れかけのCDラジカセ。今回これでCDを聴こうとしたのだがCD部は死んでいた。で、我が家でも簡単にCDを聴けるようにミニコンポとやらを購入したいところだったが、既に夜、しかも手元に今日買ったばかりのCD4枚。
現在手持ちのCDドライブは2台。1台はsparcに接続済み。1台はSE/30の上にのっかてるけど接続されてる訳じゃない、
フリーなロジテック製2倍速。
SE/30は、去年の春頃まで現役ばりばりだったが、IIciとLibrettoの登場により退役し、ぬいぐるみたちに囲まれた安穏な余生って感じ。申し訳ないけど、また活躍してもらうことにする。CD周りの機能拡張をIIciからコピー。AppleAudioCDPlayerも忘れずに。
あとアンプ。これは私の叔父が子供の頃にくれた手作りのやつ。大学の頃に、壊れても惜しくないという理由で主に8mm映画の上映に利用していたのが、家に転がっていた。別名
「ノイズ増幅装置」。
電源をいれただけで「さーーー」と音のする代物だ。CDドライブの出力からアンプへピン−ピンでつなぐ。
スピーカーは、ナショナルのミニコンポについていたもの。当然コンポ本体はとっくに捨てられている。アンプからスピーカーにつなげば完成なのだが、スピーカー側のコネクタがピンじゃない。むき出しのコードを穴に差し込む方式。我が家では「もじゃもじゃ」と呼ぶことにした。つまり「ピン−もじゃもじゃ」のケーブル
が必要だ。単に、ピン−ピンのケーブルの片側をはさみで切ってむき出しにすればいいのだけど、それもなあ〜、って感じ。
考えた末、
Amiga用だった「ピン−もじゃもじゃ」ケーブル
を流用。スピーカーに接続。めでたくCDから音楽を聴くことができた。
とりあえず満足な私たち。しかし課題は多い。いくらオーディオマニアじゃないっつっても、アンプの悪さは気に掛かる。長く放置されていたので、接触も悪く、時々片チャンになっている様子。Apple CDROM機能拡張がロジテック製のドライブに対応しておらず、CDROM tool kitとやらでいちいちCDをマウントしなければならない。AudioCD関連のSharewareなどもインストールしてみたのだが、インターフェイスが美しすぎて1bit表示のSE/30ではわかりにくい。何よりも、
CD聴く度にSE/30を立ち上げなければならない
今後の課題として、手順の簡略化が求められるところだが、作業のほとんどを受け持ってくれた同居人は最後に、
「明日ミニコンポ買いに行くかな」
とつぶやいたのであった。
(文責2号ちゃん)
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