徒然日記
いや〜、夏ですねえ。
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2号自画像  世の中は暑いらしいじゃないですか。しかし私、最近陽の当たらない事務所にこもりっきりで、あまり夏を実感しておりません。
 夜家に帰ると、むむむ〜、と暑いので、「ああ、夏なんだな〜」と感じるのですが、それでもクーラーはつけずに「せっかく夏を感じられるんだから、このまま汗だらだらたらしていよう」と、汗だらだらかきながら、ビールなんか飲んでいます。
 お風呂なんか入って、汗を流してすっきりしても、あの「湯上がり爽快バブ」ちゅうのはウソですね。爽快なのは湯につかってるときだけで、風呂からでたらやっぱり汗だらだらです。
 ってわけで、今年の夏は珍しく、祇園の宵山も知らないうちに終わってたし、きっとこの調子で、大文字も見ずに終わっちゃうんだろうなあ。私もともと京都の人間ではないのですが、京都に暮らして8年、祇園祭で「夏が来たなあ」、大文字で「夏も終わりかあ」と感じる人間になってしまいました。
 そういえば兵庫に住んでいた頃の夏の印は何だっただろう? まだ高校生でしたから、やはり夏休みかな。そして、おやじが野球中継を見始めると「げっ、今年もチャンネル争奪戦の夏がきた!」と気持ちを引き締め、窓から見える宝塚の花火大会と家の裏手からきこえる「じーーーーー」という、未だどんな姿かも確かめたことのない虫の暑苦しい鳴き声が夏を実感させ、蝉の声の種類が変わって(どうかわるかは忘れたけど)、日テレの24時間テレビが終わると、「ああ、夏休みも終わりか。宿題どうすんねん、これ。」と、夏の終わりを感じていたような...。
 そう考えると、今年の夏はよくない夏だった。世の中には、夏はクーラーの効いたところから出たくない人が多いようですが、私はそんな人ではなかったはずだ。そんな人だった叔母が去年のクソ暑い夏の日に他界し、きっと夏が来るたびに叔母の事を思い出すんだろうなあ、とか、センチメンタルなことを考えていましたが、とりあえず一周忌が来るまで思い出しませんでした。
 やはり、今年の夏は私にとってよくない夏だったような気がする。合掌。 (2号ちゃん)

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